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パーソナル整体院 MMB 代表 木村 雅幸
所持資格:理学療法士
整形外科クリニックにて勤務し、2023年にパーソナル整体院MMBを開院
当院は「より動ける身体へ」「共に成長・共に改善」をコンセプトに
西洋医学の知識・技術だけでなく東洋医学の知識・技術も取り入れた施術を行っている。
人間は良くも悪くも環境や動き、姿勢などを変えることで身体は変化します。環境は難しくても姿勢や動きは良い変化を出せる私たちの施術でお客様のお役に立ちたいと考えています!

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五十肩の具体的な症状をピックアップ!

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五十肩とは

五十肩は、主に40~50代の中高年層に多く見られる肩関節の機能障害を指す俗称です。医学的には「肩関節周囲炎」という広義の診断名で知られていますが、一般的には「四十肩」「五十肩」という言葉が広く使用されています。

この症状の特徴は、肩関節周囲の炎症により、肩や腕に痛みが生じ、腕を上げる、背中に手を回す、衣服の着脱などの日常動作が困難になることです。原因としては、加齢による組織の脆弱化、仕事やスポーツによる過度の使用、肩関節の広い可動域などが複合的に関与していると考えられています。

五十肩の病変が特に起こりやすい部位には、腱板疎部、上腕二頭筋長頭腱の腱鞘、関節包の下側、腱板上の滑液包などがあります。これらの部位に炎症や拘縮が生じることで、特定の動作が制限されます。

また、糖尿病患者は五十肩のリスクが高く、症状も遷延化しやすいことが知られています。これは高血糖状態が続くことで、関節包を構成するコラーゲンが硬化しやすくなるためと考えられています。糖尿病患者は血糖コントロールが症状の予防や改善に重要です。

五十肩の改善には、適切な休息とリハビリテーションが重要です。痛みが緩和した後も、正しいリハビリを行わないと関節の可動域制限が残存する可能性があります。炎症により関節が硬くなり、正常に伸びなくなるため、早期からの適切な対応が求められます。

五十肩が原因で日常生活に影響が・・・

五十肩の具体的な症状を日常生活を例に取り上げて以下のように5点挙げました。

  • 着替え:上着やシャツを着る際に、腕を後ろに回したり上に挙げたりすることが痛くて困難になります。特にボタンの留め外しや、女性用下着の着脱に苦労します。

  • 洗髪や洗顔の支障:腕を頭上に挙げることが辛くなるため、シャンプーをしたり、顔を洗ったりする際に痛みを感じ、十分に動かせなくなります。

  • 運転時の不便:車の運転中、ハンドル操作や後方確認のために体を捻ったり腕を大きく動かしたりすると痛みが生じ、安全な運転に支障をきたす可能性があります。

  • 就寝時の痛み:横向きに寝ると肩に体重がかかり痛みが増すため、楽な姿勢で眠ることが難しくなります。夜中に痛みで目が覚めることもあります。

  • 家事の制限:掃除機をかける、洗濯物を干す、高い場所の物を取るなど、腕を大きく動かす家事作業が困難になります。特に重いものを持ち上げたり、力を入れて何かを押したり引いたりする動作に支障が出ます。

これらの症状は、日常生活の様々な場面で不便さや痛みを引き起こし、生活の質に大きな影響を与える可能性があります。症状の程度は個人差があり、全ての人が同じ困難を経験するわけではありませんが、多くの場合、日常的な動作に何らかの影響が出ます。

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